神から人へ、人から神へ。人の力は及ばぬながらも、必ず高まり届くものなり。なれば安らぎ、穏かにあれ。神に任せる勇気を持てよ。さにて、本日何を問うや。
第3号  2005年7月21日拝受
 
霊能と学問について。両者をどのように結び付けていけばよいのでしょうか。
 
 神から人へ。人から神へ。人から人へと思いのつながり、さらに広がり、巡りて覆い(おおい)、人の命の波動を高めよ。人には人に、ひとりひとりのなすべきことがら、役割のあり。なれば気付きて、そをば果たせよ。この世にあるは100年足らず。短き時間の許さる間(あいだ)を、己の命を懸(か)けて捧(ささ)げよ。さにて本日、霊能と学問について、そなたに教えん。霊能なるは、本来は、人の全てが秘め持つ力。命の奥の影に眠りて、光の波動でよみがえるもの。なれば光の波動を与え、人本来の眠りを覚ませば、全ての人は力を発する。

 なれど多くは光を当てども、神のことばを聞かせども、己の表の偏見に、己を押し込め、閉じ込めしまま。なれば人は 先ずは己を解き放ち、己の秘める心の奥の、命の鍵をばあけるべし。さなりて奥に封印せらる、我執の扉は開け放たれ、無垢なる御魂も発動始めん。霊能なるは人それぞれに、宇宙の仕組みと連動せる、命の役目を記せしものなれ、全ての人にそれぞれに、込めらる命は異なれど、全ては1つの全き命に、完全無欠に通じゆくもの。

 なれば人は気付かずとも、己の命、霊能に、知らずに使われ、生を歩めり。学問なるは、本来は、神の神知と人の人知と、2つを結合、統合せるもの。2つの結合、統合めざし、人は努力を重ねるべけれ。なれども今の学問は、人の人知の占有せる、人の利得・利便のための、他を省みぬ、我欲の産物。人の我欲で自然を蹂躙(じゅうりん)、環境破壊し、地球を汚染。神の神知を捉えるべき、霊能なるは打ち捨てられ、益々極める、迷妄疲弊(めいもうひへい)。霊能活かして学に向かえよ。霊能用いて学を捉えよ。霊能なるは迷いにあらず。非科学・非合理・非論理ならず。

 この世に見える現象の、奥に見えざる宇宙の仕組みを、余計の仲介・介在なく、瞬時に人の脳に示せる、宇宙の命の真理なり。今の地上の天災人災、科学の証明待たずして、その原因を明らかにせん。人の病も犯罪も、全ては宇宙の進化の中で、進化に反するものを正して、進化の流れにそぐうよう、神の心に適うよう、神の与えし気づきの機会。今の人類、地上の者に、最も欠けて足らざるは、神への信と霊能ならん。神への信は感謝に通ず。己を超えし偉大なるもの、この世を創り、宇宙を動かす、疑いもなき絶対なるもの。そを認むるが、感謝の根本。謙虚な生の基本ならん。

 霊能なるを蔑(さげす)む者は、いまだ進化の遅れし蛮人。過去の歴史に学ぶことなく、古人の知恵を敬うことなし。自然の力の尊さ忘れ、飽くなき利潤の追求、妄動(もうどう)。さなる愚かの人の未来を、救うは人の霊能ならん。神のことばを知る者は、神のことばに心を向けよ。ひとりひとりに語りかけ、眠れる神に呼び掛けん。眠りを覚まし、使命を悟り、約を果たすを、祈る祈りよ。

 人は神の御魂を預かり、体を借りて、この世に生(あ)れ来る。神との尊き約束を、己の命に問いかけよ。忘失(ぼうしつ)されし記憶を起こし、神本来の御魂に戻れよ。さにて本日、霊能と学問との関係について、そのあるべきを教えたり。正しき学には霊能要す。霊能欠けたる学問と、学の裏付けなき霊能が、今の地上を席巻(せっけん)せり。早くに正しき形に直し、地上の乱れを改めよ。さにて。
土星の輪の中に、最近葉巻のようなものが発見され、それが時に見えたり見えなかったりするそうです。それは何か宇宙船のようなものなのでしょうか。また、その働きとはどのようなものなのでしょうか。
 では答えん。人の科学の進歩発達、そは人類を不幸にも、幸福にもする厄介なもの。人の誤り操るは、ときに多くの災いを、難をもたらす困りものなり。なれど今度の発見は、人の世界に幸せを、目覚めを促す素ともなるらん。なぜというに、人の世界の想像を超え、宇宙の奥には神秘なるもの、不可思議なるものまだまだありて、人の見出すその前に、多くの奇跡を、仕組みを起こさん。

 なれば人も進化して、その奇跡にこそ追いつくべけれ。土星の周りのカプセルは、土星の命の避難の場所にて、土星の中に異変あるとき、緊急の時の避難の場なり。なればそこから宇宙へ移動し、しばしの待機の場ともなるもの。なれば宇宙の生命生体、多くの生活生態あらん。地球の上の自然体系、そもまた他(ほか)の星々と、多くの違い、異なるものあり。

 地球の上にて想像し得ぬ、不可思議なるを知るもよからん。宇宙の内なる神の仕組みし、体系1つを壊すことなく、乱すことなく、進化せよ。さにて本日、土星の周りのことに答えり。宇宙は未来の地球を映す、明日の地球の姿なり。早くに次元も上昇し、さなる星へと昇華すべし。