第14号
 
宇宙・天測・スバル


神から人へ、人から神へ。互いの通信交信は、宇宙の真理も伝えゆくべし。この世の仕組みも明かしゆくべし。人類、地球、宇宙のための、この世に生を賜りしもの、全ての知るべき真理なれ、早くに人も知るべき定めよ。さにて本日 何を問いたし。

(一つは宇宙の創造の初めは、どのような世界であったのでしょうか。何もない状態というのはどのような状態なのでしょうか。二つめは、宇宙の真理、天測は、最初にあったのでしょうか、後から徐々に作られていったのでしょうか。三つめは、スバル〔またはプレアデス〕とは、実存するのでしょうか。また、そこに行ったという人間が何人もいるようですが、それは、肉体から離脱した意識のみが行くのでしょうか。また、もし実在するなら、そこはどのような世界なのでしょうか。自然・生活・文明など、できるだけ詳しくお教え頂けないでしょうか。以上、お答え頂きたくお願い申し上げます)

さても難解、困難な問い。人の理解に適うよう、人の人知に添うように、この世の眼前、現象に、即すは難く、さらにも不可能。なれど答えん。可能な限り。人の理解に能うよう。

先ずは宇宙の始まりのとき、この世というも あの世というも、全ては混沌、カオスの状態。一つの形も、こともなく、教えも思いもさらになく、ただに秩序のなき世界。なれど一つの力の表れ、一つの意志と、意識となりて、一つの力を集めゆき、そこから形の現れて、そこから幾つの意志に分かれて、さらに枝葉の伸びゆく如くに、意志なる力の発達しゆく。なれどまだまだ分明ならず、神なる偉大な存在も、いまだ生まれぬ始めのときなり。
そのとき宇宙の一点に、一つの奇跡の 起こり現れ。小さな爆発、噴火の如く、それまでなきほど力は集まり、意志も芽生えて強まりて、己の自覚を持ち始めぬ。そこから偉大な意志の表れ、さらに大なる意志となり、己と他との区別の表れ、力の役割、働きを決め、全体一つの働きとなり、一つ一つの働きと、全体一つの働きとなる。人の生まれぬその前の、何千、何万、何億も前、宇宙の星々、銀河も有らず、ただに意志のみ、エネルギーのみ。さても長きの時を経て、今の地球の生まれ表れ、そこに自然と生を下ろしめ、そこから生の出発を、始めの意志を託されしとき。この世に最初に現れぬるは、さても小さな、儚き命よ。なれどそこから全ては始まり、幾多の試練を、苦悩を越えて、ついには文明文化を生みて、今のこの世と至れる道筋。ひとかたならず。易からず。ただに多くの犠牲もありき。空しく死にて、朽ちぬる生よ。なれどそこから生まれしは、尊き命と、祝いとならん。神の恵みをさらにも受けて、神のご意志を顕すべきを。宇宙の始めの神のご意図は、ただなる物質文明になし。人の心の、意志の栄える、精神世界の発達なれば。
なれど今の世、趨勢は、逆なる繁栄、意志と違いぬ。なれば今は、折り返し、立て替え直しの好機ならん。全てに無駄も、無意味もあらず。全てが次なる一歩のためなれ、憂い悔いるは必要なし。なればこの世の始めのことは、今の答えに現れざるや。人の思いはやがては表れ、形となりて、実現せん。なれば始めの神のご意図も、必ず起こり、この世を動かす。かつてのいにしえ、昔のときを、この世に見るは難しきこと。なれど無なるも誤りならん。ただの混沌、秩序もなかりし、光の元も、音もなき、想像さえも及ばぬ世界よ。

さにて二つめ、宇宙の真理、そもまた、徐々に定められ、この世の表れ、形作られ、そに従いて、法則となる。なれど真理は神の意図。神のご意図に適うよう、法則となり、この世を作らる。この世を作りし神のご意図がそのまま宇宙の真理となれり。なれば始めに神ありて、この世を作る進度に合わせて、法則規則を定められぬる。神は真理の元なれば、真理は神の意図を顕す。
なれど真理は物質に、この世の自然に働きかけて、この世を動かす元なれば、真理を壊すは神への意図の、最も大きな反逆ならん。神の真理はことばに表れ、数学 数式 記号に現れ、そを見つけぬる人類は、物質文明 発達させり。なれど最も肝心なるを、神のご意図を知らざれば、真理は廃り、働かず。数式のみにてこの世を変えんと、ことばの意味のみ利用せり。かくなる過ち、人の間違い。そを正さずば、やがては消滅。全ては始めに戻さるるのみ。なれば人は努力して、少しの気付きを深めてくれよ。そを手伝いて、救ってくれよ。消されず残す魂を、一つも多く、導きゆけよ。

さにて本日、最後の問いなり。スバルの実在、スバルの様子、スバルに旅せし人のこと。先ず始めに、スバルというは実在なり。宇宙の星の一つにて、地球と似る星、天体なり。なれどそこには生もなく、人の世界の自然もあらず。人の肉眼、目には写らず。ただの荒野の如き星。
なれどまことはさにあらず。さらに高次の文明文化の、発達せし星、栄える星なり。なればそこに行きし人も、意識のみにて、何も見えず、ただに心の、意識の交流、意識に映る世界を見るのみ。高次の交信交流なれば、色や形は見えねども、人は見たりと錯覚せり。なれどそこから真の力を、神の力を近くに感じ、偉大な神を、力を信じぬ。なればスバルは神を知る、最初の機会を与える星なり。なれどまことは、多くの星が、神の力を体現し、神の力を賜りて、神のご意志を顕して、神の世界を実現せり。地球も早くにさなる星へと、発達昇華し、成長するべし。今は過渡期の、混迷のとき。宇宙の片隅、小さき星の、上にて起こる、微かな変革。なれどやがては、そも越えて、次なる星へと、進化せん。なれば人々、人類も神へと近づき、神に応えて、神の望まる魂なれよ。

さにて、本日、これまでになく高次の問答となれり。己の分らぬ質問にても、先ずは神に問うてみるべし。いたずらな悩みや相談ならずば、神は喜び、問いを待たん。人の心の進歩に合わせて、分かることばで教えてゆかん。さにて。よくよく読みて、さらに励めよ。さにて。