第17号
 


神はそなたに示し給う。そなたに知らせて、教え給う。
そなたの後のみ役を伝え、今日ある意味を悟らせん。
そなたのこの世に残されし、生をば生きて、全うせよ。
後の世のため、人のため、次に生まれん子孫のために、神の教えを素直に守り、人にも伝えて、残してゆけよ。
残り少なき人生なり。限られ短き生涯なり。
なれどこの世に生まれし意味を、よく噛みしめて、意味を悟らば、命は無限の光に満ちて、人知を越えしことをもなさん。
神の慈愛を一身に受け、力を賜り、さらに高めん。
神の賜る光を浴びて、自ら浄まり、高まれよ。
人への救いも、可能となるらん。
心も癒して、慰めとならん。心を潤し、心を満たし、安らぎ与えて、憩いとならん。
全ての人の飢えし心は、神を求めて、さまよえり。光を求めて、さすらえり。
神を求める心の旅に、終止符を打ち、誘えよ。
今日までの永き旅路に、最後に灯せる、救いの灯火。
最後に奏でる、慈愛の調べ。
優しく包み、抱きゆかん。
しかと受け止め、守りゆかん。
手をば離さず、導きゆかん。
神も離さず、引き上げん。天上界の神の世界は、全てを持ちて、喜び迎えん。
愛しき子らの生還待ちて、神も永きを忍びてこしを。
自ら教え導きし、神それぞれの導き子。
間違い、迷いて、時間はかかれど、無事に戻りて、めでたく再会。
神の祝いを受け取れよ。神の恵みを賜れよ。
再び苦労に出会いても、必ず自ら立ち直れ。
神を失い、見捨てるなかれ。
神を罵り、侮るなかれ。
人それぞれに与えられし、神との縁を離れなば、これより後は、結ばれず。
自ら努力し、求めども、人の力に叶わざる、神のみ可能な縁結び。
さらに神の力は強まり、ますます人の意向は適わず、神の仕組みは強まりゆかん。
人も素直に、己を任せ、神のご意図に委ね預けよ。
人間心の正義や成功。それらは下らぬ低き次元の、古き前世の遺物に過ぎず。
新しき世へ移りゆく、過渡期の混乱、そも今しばらく。
しばし待たれよ、耐えて忍べよ。
今にも終わりは訪れん。
次なる世代の人類地球は、出番を待ちて控えおるなり。
次のこの世に降り立ちて、新しき世を、神の世を、この世に顕し、実現せん。
準備の整い、機の熟しなば、新しき世は一瞬に、この世に現れ、入れ替わらん。
一瞬なれば、苦しみなく、痛みもなくて、混乱もなし。
整然として秩序は保たれ、人は冷静沈着に、己の魂、次元に分かれ、それぞれの世界に帰りつくなり。
この世の住み分け、立て分けは、かくも順調、滞りなく、神の定めし経綸どおりに、進み運びて、終わりなん。
なれば、今しばらくの準備のときを、神を手伝い、耐え抜けよ。
苦難もあらん、辛苦もあらん。
悲しみ、悩み、不遇のときも、全ては神の願う方へと、向かう途上の避け得ぬ過程。
全てが終わりて、振り返りなば、そこには神の光溢るる、最も尊き恵みと知らん。
神はさらに求め祈らん。子らの生還、救済と、縁ある人の増えゆくを。
一人が救われ、導かれなば、必ず裏には何千の 御霊も救われ、導かれなん。
一人というは見かけのみ。物質次元の救われし数。
なれどそこから救われゆくは、あらゆる次元に惑い苦しむ 無数の親類 縁者の魂。
一人を救えよ。導けよ。
諦め投げ出すことなかれ。
見捨て、放棄し、離るるは、神への裏切り、冒涜と知れ。
神も最期の最期まで、一人を救い、導かんと、努力を惜しまず、機会を捕らえ、最善限りを尽くすなれ、人も倣いて、従えよ。神の努力に近づけよ。
己の力を限定し、境界作らば、そこにて終わり。無限に祈らば、不可能はなし。
有限世界に留まるは、物質次元の、人の浅知恵。
神の英知は愚かなまでに、無限を信じて、叶わざるなし。
神の恵みは無尽なり。神の力は無限なり。
神の力を賜らば、人も不可能、限界はなし。神に頼りて預けなば、人は己の限界を超え、人知に測れぬことをもなさん。
全ての恵みは神のため、神のおかげと感謝せば、人は神の力を授かり、神の望まる奇跡をなさん。
神から人へ授けし恵みを、神に返せよ。報いれよ。
神のご恩に報いるためには、神の手伝い、それあるのみ。
神の恵みを倍にして、神に返すが至高の幸い。何にも優る神の祝福。
神と共に歩める幸を、人は真摯に喜ぶべけれ。
不満も不平も、神への冒涜。傲慢不遜の極みなり。
神への謙虚な感謝の思いは、いかなるときにも不平を漏らさず、ただ営々と生を営む。
神への思いは必ず通じ、神の心に適いなば、いかなる願いも実現せん。
信じ、迷わぬ者のみが、手にせる神の栄光なり。
神の祝福、慈愛を授けん。素直に愚かに真っ直ぐに、己の道を歩む者。
脇目も振らず、振り返りもせず、ただひたすらに足元のみを、踏み外すなく進む者。
神の恵みは純粋な、偽りのない真っ白な、虚構も見栄も虚勢もない、裸の無垢なる御霊に与えん。
神の恵みを賜りたくば、心の汚れを取り去れよ。無駄なる迷いを取り除けよ。
全てを委ね、預けるためには、この世の迷いは妨げならん。この世の未練は、足枷ならん。全てを外し、自由となりて、神の意のまま、思いのままに、自由に翔る魂となれ。

さにて本日 久々の伝えゆえ、長くなりなん。
これにて終わらん。これから後も度々は、神に向かいて、教えを乞えよ。
そなた一人の考えも、時には独善、偽善とならん。ときには神に向き合いて、己を謙虚に見直すべし。さにて終わる。