第19号
 


2006年2月3日 科学における神の領域と人の領域について


神から人へ、人から神へ。互いの信頼・信仰のもと、人の進化は神に近づき、やがては神の授けし頃の、尊き御魂に進化せよ。

さにて本日、神と人との領域について、細かく答えん。
そもそも神は人を創り、命を与えしそのときに、神の御魂を分け与え、人の努力と精進にて、神の御魂に戻るよう、神の次元に上がるよう、幾つも試練、困難与え、自ら御魂を磨き高めて、己の自我や執着を取り、利他の思いの満ち溢れる、光の御魂になることを、そのときまでを遺伝子に込め、進化の過程を定めしもの。
なれば人は自ら努力し、神の定める進化の道を、素直に生きるが、自然の定め。
人が努力し、科学を進め、宇宙の法則、摂理を見つけ、物質のみの世界を離れ、霊の世界に高まることこそ、人の進化の早道なるを。
人のなすべき領域は、進化の道を辿ること。
進化の道とは霊へと通じる、物質世界と精進世界の、融和調和の世界なり。
物質のみに囚わるは、自らの思考の自由を損なう、低次のままの学に留まる。本来神と人との間に、境界はなし。連続せるもの。
人の学問、技術の発達、そも行き着かば、神の領域。犯すべからぬ境はなし。なれどそこに霊の存在、霊的世界の介在なくば、人は宇宙の摂理を狂わせ、自然の秩序を破壊せん。
神と人との領域を、分かつ基準はそれのみなり。霊的目覚め、霊的進化。
今の地上の学問技術は、霊的視点の欠けしもの。霊的世界を無視せるもの。
医療の技術も一面のみ。人の体の一部のみ。
人の命は体にあらず。一人の命は独りにあらず。
人の命は宇宙とつながり、宇宙の進化と呼応せるもの。
心と体は一体にて、霊的目覚めの時を待ち、霊の目覚めは連鎖して、全ての人の進化を促す。
霊の世界に目を向けよ。
見えざる神の意図に気付けよ。
宇宙の運行、自然の調和、森羅万象、全てに神あり。
神のご意図のなきものはなし。
人は神の意図を読み解き、医学科学に活かすべし。
神のご意図に適うものなら、何の害も、毒もなし。
クローン技術に遺伝子操作、人工授精に臓器の移植。
人は人にて神ならず。単なる肉体、物質のみの、改造にては何も変わらず。
肉体のみが生きるにあらず。生きて甲斐ある使命を持たずば、生きる価値なし、意味もなし。
寿命を延ばすが進歩にあらず。
部品を変えるが医学にあらず。
心と体と魂と、全てが一つの命にて人の真の健康と、真の幸に寄与するなれば、肉体のみの医学の限界、人知のされる領域悟れよ。
人知を神知に近づけよ。霊の世界の無限なる、人知を超えし世界に気付けよ。
霊の世界の研究は、これから先の課題とならん。
さらなる努力、研鑽を。さにて。