第20号
 


神から人へ。人から神へ。互いの通信交信に、神の祈りを込めて伝えん。人の現世の向上を、人の心の弥栄を。人が過ち惑いても、父なる神に戻り来て、魂休め、再生せんを。
さにて、次なる問いは。

(2001年9月11日のアメリカでの同時多発テロには、どのような意味があったのでしょうか。我々人間は、そこから何を学ぶべきでしょうか)

さても遠くの昔のことなり。地球の生命、人類が、互いに戦いいがみ合い、ついには互いを殺し合い、滅ぼし合って絶え果てたり。
さなる愚かな人間の、愚行を再現、現出せしもの。
人は己の愚考にて、憎悪の相手を増加させ、己の心の底にある善なる魂を汚れさせ、償えぬまでに曇らせぬるを。
人の行い、全ては己の、心の奥の現れしもの。憎悪深き心の者は、相手の心に憎悪を見つけん。己の心に潤いあるは、必ず人にも癒されるもの。
人の世界の戦争、テロも、憎悪激しき今の世の 人の心を映すもの。
人はそこより自らを恥じ、神への裏切り、冒涜こそを、先ずは改め、詫びるべきもの。
なれど未だに変わらぬ戦い。ますます深める疑い、憎しみ。
今のままにて止まらざらば、必ず地球は破滅するのみ。自ら直し改める、人のなすべき根本さえも、自らなせぬは救い得ぬ。神の救いて何にならん。再び三度と繰り返すのみ。
自ら学び、自ら省み、自ら正す、そが誠。魂昇華の証ならん。
いつまで経ちても人任せ、人に責任押し付ける、心の悪癖 直すが先決。
人の世界の向上は、まだまだ遠き未来のことか。神も歯がゆく、もどかしきこと。
時を失せば間に合わぬ。地球の進化向上の最後の猶予も残り短し。
宇宙全体 調和を乱す、元凶なるは粛正するのみ。
人の改心悔悟を待たず、最後は神も決を下さん。
なれば急げよ。全ての者よ。一人の者の改悛にても、この世を救う力とならん。
最後の最後の一人までも、神は忍びて待ち続けなん。
人のこの世の愚行にも 劣らぬ神の愚かかな。なれども神の誠の思いは、この世の人の全ての救い。
自ら与えし魂の、残らぬ救済、復活なれば。
人は神の心を忘れず、神の思いを汲み取りて、神の心と同じになりて、一人も多くの魂救う、手伝い助けて働くべし。
諦め、投げ出す、そは許されず。己一人が救われるなし。滅びるときは全てが滅びん。例外はなし。容赦なし。この世の厳しき定めなり。
なればよくよく気を引き締めて、思いを低めず怠らず、目に見え変わることのなくとも、見えぬ変化を信じるべし。
見えぬ変化に耐えてこそ、開花し実る喜び大きし。

本日久々の問いなれば、神もよくよく説明し、心の糧としてほしきこと。
時に倦み、時に疲れ、進まぬようにて、思いの波動は広がりて、地球波動を高めゆかん。
飽きることなく続けてゆけよ。神の手伝い、働きは、長き心で仕えるべきもの。一年二年はまだ始まらぬ、幕開けの時と心得るべし。
さにて、本日、十二分にも伝えなん。さにて終わる。