神から人へ、人から神へ。人の力は及ばぬながらも、必ず高まり届くものなり。なれば安らぎ、穏かにあれ。神に任せる勇気を持てよ。さにて、本日何を問うや。
号外  2006年6月3日拝受
 
ピラミッドを造った異星人について
 
 神から人へ、人から神へ。神の世界の不思議を思い、神の世界を知らんと努め、少しも人知を神知と高め、神の心を知るために、神の心に近づくために、人は太古の昔より、神と通信、交信するも、なかなか神の世界を知り得ず、人間心の足らざる知識、人間世界の常識に、己の思いを狭(せば)め、とらわれ、さらには推測、憶測ばかりの、進歩もなきが、人の歴史よ。

 さにて本日、そなたの問いし、異星人のエネルギーやその経路について、易しく示さん。古代エジプト、ギザに降り、ピラミッドなるを基地として、遥か彼方の星との通信、行き来を可能にせしものは、今の地球に存在せぬ、宇宙の根本、初めの頃の、宇宙を産みし力なり。宇宙が始まり、星ができ、さらに宇宙は拡大せるが、その元となるエネルギーとは、人の世界に存在もせぬ、宇宙の元の力の源。地上の世界に存在せねど、宇宙全てを動かすは、始めの元の力なり。さなる力を操(あやつ)るは、今の地上の科学を超える、4次元世界の科学なり。地上の科学の枠にはまらぬ、宇宙次元の科学に目覚めよ。

 さにて、経路も同じこと。地上世界の通信は、電波を使いしものなれど、異星人らの通信は、4次元世界の空間を超え物質次元を使わずとも、宇宙次元の波に乗り、経路を持たぬ、直接のもの。なれば、人は離れていても、宇宙の力の波動に乗らば、通信、移動も可能の世界。時の概念、そもなき世界。

 時は巡りて、繰り返すもの。始めも終わりもなき世界。時は流れて去るものならず。自由に止まり、遡(さかのぼ)り 、さらに未来も今となる。時間、空間、無と有と、遠くに見えるも、近きもの。人には知れぬ、宇宙の科学を、人は何千、何万年、これから後にも時間をかけて、1つ1つを学びてゆかん。さなる長き時を経て、地球の次元も高まりゆかん。

 地球の次元を上げるには、人は己の霊性を、先ずは高めてゆくことのみ。見えざるものを、認め得ず、見える物のみ 信じる幼稚さ。人の最も尊きものは、高き霊性、清き魂。神の世界を求める素直さ。宇宙の真理を求める謙虚さ。真(まこと)の豊かさ、賢さは、神の世界を基として、神中心の行き方を、地道に、真摯に、追求すること。

 神から離れし今の世は、最も晦(くら)き、不毛の世なり。心は衰え、知は廃(すた)れ、体は穢(けが)れ、ことばは乱れ。世を立て直すに、時はなし。時を失(しっ)する猶予はなし。1つも多くの魂が、神の世界を取り戻し、己の生を取り戻し、人の務めを務めること。そが今の世の課題ならん。早き目覚めを。疾(と)き行いを。そのみを望み、待つばかりなり。さにて。